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聖地「シュリンゲリ」を訪れる

2017-07-13 Thu : 聖地巡礼

南インドの聖地、シュリンゲリ


南インド、カルナータカ州の州都バンガロールからバスを乗り継いで、聖地シュリンゲリへ向かった。


8世紀にヒンズー教を立て直した、アディ・シャンカラという偉大な聖者は、シュリンゲリを訪れたとき、川の畔であまりの暑さにへばっていたカエルを、蛇が日陰を作って救済していたという光景を目にしたそうだ。

通常であればあり得ないことなので、ここは特別な地であるに違いないと観じ、ここに寺院を建設することにしたといわれている。


聖者アディ・シャンカラは、ヒンズー教の大切な神髄、聖なる教えの伝統を護る拠点を、東西南北に建立されたという。

南のシャンカラチャリアの座、シュリンゲリのシュリ・シャラダ・ピータム(カルナータカ州)。

東のシャンカラチャリアの座、プリーのジャガンナート寺院内(オリッサ州)。

西のシャンカラチャリアの座、ドワラカのカリカマート寺院(グチャラート州)。

北のシャンカラチャリアの座、バドリナート近くのジョシマート寺院(ウッタラカンド州)。


4つのうち、最初に建立されたシュリンゲリの寺院は、最も重要視される、ヒンズー教の伝統的な聖地とされているようだ。


shringeri temple gate 


靴を脱いで、寺の入り口から入ると、メインテンプルである、シュリ・シャラダムバ寺院。シュリ・ヴァイディヤシャンカラ&シュリ・トラナ・ガナパティ寺院等があった。


shringeri main temple 


寺の中に流れるトゥンガバドラ川が、聖なる川とされ、ここで身を清めて、人々はテンプル等を参拝する。

川には、たくさんの大きな鯉、あるいは鮒が、餌を求めて集まっていた。壮観であった。


tungabadri river 


トゥンガバドラ川を渡って、別の建物へ向かい、ここを護る聖者シャンカラチャリア、シュリ・ジャガッドグルの謁見をいただいた。当代のジャガッドグルと、向かって左側に次代のジャガッドグルが座っていらっしゃった。


翌日の早朝、聖なる川、トゥンガバドラ川のほとりに座を構え、世界の平和と人々の幸福のために、プージャを行った。

鯉たちが、不思議な位、たくさん集まり、荘厳なさまであった。


その後、聖者アディ・シャンカラもこの辺りを歩かれたのだろうと想いながら、寺院の周りにある森林を歩いていると、古い小さなシヴァ神の聖所があることに気がついた。


shiva shrine 


ふと惹かれて近づいていってみると、初老のプリーストが招くので、祈祷を受けることにした。

そして、プラサードとして、バナナと菓子をいただき、聖所を出て歩き出した。

不思議なことに、このプリーストは、自分たちへのプージャが終わるとすぐに、門を閉じてしまったが。


shiva shrine2 


すると、道の横に太陽の光線を浴びて、きらきら輝くコブラの抜け殻が目に付いた。

脱皮したばかりのようだった。目のガラスまで、脱皮されていた。


cobra skin 


コブラは、シヴァ神が首に巻き付けている、聖なる生き物でもある。

これは、きっとシヴァ神の祝福に違いないと確信し、すこし頂いていくことにした。

この聖地巡礼で、コブラに会えるような気がしていたので、「これだ」という観じだったのだ。


om namah shivaya.

合掌



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